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テクノスの主業は自動外観検査システムです。自動外観検査システムは製造業において生産ライン上に流れる製品を人間の目の替わりに画像処理し、良否の判別をする装置です。テクノスは、欠陥を自動検出するシステムを製品化し、さらに欠陥のできる原因を追求する情報の提示を行うことのできるシステムまで製品化しています。画像処理には図1のように@外観検査Aパターン検査B文字読みの3つの分野があります。テクノスは主として外観検査エリアとパターン検査のうち対象となるパターンが同一のトレンドを持っているものに関してのシステムを得意分野としています。外観検査は自動車のボディの外観やその素材である鉄を初めとするステンレス、銅、チタンなどの検査やガラス・タイルなどの検査、紙、フィルムなど素材からプロセス、製品に至るどのラインにでも設置し、その外観の検査を行うことが出来ます。パターン検査の中でも液晶やプラズマディスプレイ関連、ブラウン管や繊維、電子カメラの撮像チップに至るまでの製品や部品は微細に見ると複雑なパターンを持ちますが全体が一様に見える対象物はパターン検査の一部ではありますがトレンド方式と呼ばれる独自の検査方式によって得意分野の一つとして数えられます。これらの製品の外観検査やパターン検査は従来、人間の目の精度の約1/9(面積比)の性能しか持たないCCDラインカメラ方式やレーザ方式のシステムによってアプリケーション毎に開発を行って検査システムが作られてきました。テクノスは目視を遥かに超えた性能を独自開発のインライン用高感度電子カメラと毎秒88億回の演算を行う独自開発のスーパーコンピュータにより実現し、人間の目で見える外観検査、周期を持つパターン検査を汎用システムで置き換えることを実現しました。そのシステムの開発から製造、調整、検査から納入、納入後のメンテナンスまで総合的に事業展開を図っています。またユーザとの連携によってその他の分野に関しても関連事業を営んでおります。 |
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図1 画像処理範疇 |
図2 テクノスのシステムの検査対象例
(各業界トップメーカに導入実績) |