3000H

  「トレンド・センシング」は
    7倍に高感度化(当社2000Hシリーズ比)されたカメラと専用スーパーコンピュータによって欠陥を瞬く間に検出するシステムです。基本は人間の目視による検出の詳細性、高速性に着目したものです。正常部分から外れたもの、即ち欠陥を瞬時にして検出できます。従来の検査システムは、フラットな表面にある欠点を検出する機能だけしか持っていませんでした。トレンド・センシングは、プラズマディスプレイ、液晶、ブラウン管のシャドウマスクなどからエンボス付きの樹脂加工品や繊維に至るまで。表面にパターン・トレンドを持ったもの、また、紙や鉄鋼・非鉄などの分野でも、地合と呼ばれる表面変化のあるものの欠陥を安定して検出することができます。従来のシステムでは、これらのパターンはノイズとして捉えられ誤検出の大きな原因となっていました。トレンド・センシングでは、これらのパターンを目視と同様にトレンドとして捉え、その中から微妙な変化(非常に小さな欠陥や低コントラストのムラなど)を簡単に超高速で検出します。「目のニューロ」技術と相俟って遠方から微細欠陥を容易に検出し、過検出を抑え、照明の経時変化をも許容する新技術です。従来のCCD、レーザ、目視と新技術「トレンド・センシング」による性能比較を表とイラストに示します。

  「目のニューロ」は
    人間の目の機能を電子回路化し欠陥の強調を行うものです。網膜にある水平細胞の機能を演算器によって実現しました。世界で初めて色むらの検査を可能にしました。同時に微細欠陥の検査もでき、欠陥の種別も行えます。詳細は「目のニューロがよくわかるカタログ」をご参照ください。

   
センサ方式による検出比較
対象物幅3m(3000mm)
欠陥大きさ0.3mm(300ミクロン)の場合
  カメラ/ユニット数 対象物までの距離
テクノスのT.T.S.T 1台 4500mm
人間 2名 1500〜3000mm
CCD方式 10台以上 約450mm
レーザ方式 5ユニット以上 約500mm

   
ここまで検出できるテクノスのT.T.S.T
  CCD レーザー テクノス・ニューロ
色むら検査 不可能 不可能 世界で初めて可能
視野幅精度原理 4000 8000 81920
実用精度 1000 2000 20480
高速度応答 走査幅の20% 読み飛ばしがある 32000走査相当
目視代替 精度不足 単色で目視と異なる 目視代替初めて可能
色彩特性 可視光+近赤 赤色系は見えない 可視光+近赤
ローリング 検出不可 検出不可 検出可能
対象物の色違い 調整必要 色彩検出不可 無調整で対応
感度不均一 カメラ台数による ビーム形状による 演算自動補正
経時変化 調整必要 調整必要 無調整で対応
メンテナンス 照度補償必要 可動部品あり性能激変 照明交換のみ
寿命 通常の電子機器 レーザーチューブ゙の寿命 通常の電子機器

   
テクノス   目視代替の自動外観検査システムメーカー  
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