目の「発見」機能と脳の「判断」機能で目視検査を代替 |
<特徴> | |||
1)スマートニューロ技術を搭載 | |||
「人間の目の機能」を搭載したテクノス5000Kが、新たに「人間の考える機能」を搭載し、 テクノス5000K model FAとして新登場しました。 人間は目でものを見る際、「目で発見」した後、「脳で判断」する、という2つのステップを踏んでいます。新システム5000K model FAは、従来の「目で発見」する機能に加え、「脳で判断」する機能を新たに搭載し、ユ-ザーごとの要求に柔軟に対応する事を可能にしました。 第1のステップでは、テクノスが培ってきた技術を駆使し、目視の116.5倍の視野幅精度と目視の14倍の明度精度で「発見」 します。 次のステップでは、発見されたエリアの画像を256×50点で抜き出し、形状や面積値等の特長から、これが欠陥であるのか、良品であるのか「判断」することで、疑わしい画像の中から更に良・不良を振り分けます。 |
2)ムラ検知能力は目視の14倍 | |||
目視の明度分解能は1/1500〜1/2000と言われているのに対し、テクノス5000Kは1/28416の精度で明度変化を検知します。 |
3)分野を問わず目視検査の代替が可能 | |||
テクノスは、年々高まる製造業での外観検査ニーズに対応する為の技術を開発し、世界で唯一、目視検査の代替と成り得る検査システムを開発しました。 目視なら検査対象が何であろうと検査ができる事と同様に、テクノス5000Kはガラス、鋼板、半導体等、対象を問わず検査する事が可能です。 更に、人間の目と同様のロジックでありながら、コーティングの微妙なムラやシミは目視の14倍、点や線系なら目視の116.5倍の精度で自動検査します。 人間の目の細胞機能を元にしたロジックだからこそ、この世界一の精度が達成されました。 |
4)大型基板も省スペースで検査 | |||
フィルム・ガラス等の基板幅拡大化に対応し、視野幅の0.4倍の距離から検査できる超広角カメラも選択できます。 |
5)超高感度カメラ | |||
カメラ感度が7倍(従来システム比)の超高感度カメラを搭載。従来のCCDカメラ方式の様に照明光量を極端に上げる必要が無い為、容易にシステムを構築できます。 更に、世界特許の独自ロジックによって相対的に対象物の検査をするので、長期にわたる光源の光量変化や立体形状物の様な、なだらかな変化に影響されずに目的の欠陥を確実に検知し、調光の必要がありません。 |
<パネル検査応用事例> | ||
従来は検査対象の表面上に閾値以上の出力があれば、全てを欠陥として判定していました。 テクノス5000K model FA は、閾値以上の出力を発見すると、直ちに被疑画像として分類するとともに被疑信号を出力し、自動的に欠陥部位の画像を切り抜いて2次判定を行えるようにできるシステムです。 毎秒5120×2000点の膨大な画像の中から、閾値以上の出力を持つ部分の周辺画像を 256×50点で切り出し、自動保存していき、この切り出された画像にユーザーPCでユーザー独自の処理を施して判断する事が可能です。 ユーザーが自由に判断アルゴリズムを組み立てられ、どのユーザーの要求にも応えられるシステムです。 |