71XX

  原理
    テクノス71XXは明暗を詳細に感じる機能をもち、照明の経時変化や対象物の振動、ズレを許容する人間の目の感覚に近いエリアのセンサです。テクノス71XXはテレビ画面と同じ比率(縦横比3:4)のエリアをもち、そのエリアを2分割(左右に縦横比3:2のエリアをもつ)し、この左右の2つのエリアの明度による体積を比較し、体積差を出力する新タイプのセンサです。

  概要
   

シンプルな原理で、広い応用範囲があります。 図1にそのイメージを示します。図1はテクノス≪モデル71XX≫で対象物(例として黒字に白文字1と2が画かれているもの)を撮像している様子を示します。この場合のテクノス≪モデル71XX≫内部の撮像系子には図2に示す立体(X、Y方向が位置(エリア)を示しZ方向に明るさを示す)、右エリアには数字の2、左エリアには数字の1が撮像されています。色が異り、対象物からの反射率が違えばZ軸方向、即ち高さが変化します。一般に対象物は、平面だけではなく、立体もあり、色、反射率の変化もあるため、図のように単純ではありません。テクノス≪モデル71XX≫は左右のエリアの複雑な立体体積の比較を行うものです。体積の差がアナログ出力として取り出せ、レベルを設定すれば、デジタル出力も取り出すことができます。即ち、量産ラインで、同じもの、(例では数字の1)が両エリアにある場合、体積の差は無く、異物(例の場合)の場合は、その体積差が表示され出力されるため、異種混入等が簡単に判別できます。


   

  原理
   
1:N法 図1の左側エリアに正常品をおき、右側に比較対象物をおく方法で、品物が同一規格のものであれば各部から反射されてくる図2の立体体積が同じとなり、異なった規格・形状あるいは文字・数字であれば体積バランスがくずれ判定が可能となるものである。文字判定や形状判定など対象物が平面、立体にかかわらず広い応用範囲がある。
順次比較法 量産される対象物の連続した2個をつぎつぎに左右のエリアに通し検出を行うもので、流れる対象物相互の差を図2の体積比較で検出するものである。流れの中で通常と異なる欠点をもつものがエリア内に入れば、体積差は急に大きくなり、確実に判定を行うことが可能である。1個1個別々に流れるものの他、テープ状、シート状の欠点の検出などにも適用できる。
周辺比較法 図1の片側エリアはバックグラウンドを読ませるようにし、もう1つのエリアで対象物を検出する方法である。この場合も照明の光量低下などによる変化をバックグラウンドに投光される光量により常時比較する形となるため、極めて安定度が高い。ラベルマークの読取や位置の検出、防犯に応用する場合のドアの開閉のモニタなどにも使用される。


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